高松教会 村上 貴志 ネヘミヤ記 9章1~15節 主に命じられ、出エジプトの出来事を思い出し、立ち帰り・悔い改め・感謝の仮庵の祭りを行ったのが、ユダヤの暦の7月15~22日。その、わずか一日明けた後。24日の出来事。人々は、集まって、断食し、粗布をまとい、土を体に振りかけました。これは…
高松教会 村上有子 詩編27編1~14節 詩編27編は、敵に囲まれている人物が信頼する主に確信をもって祈りつつ、すがりつつ、主からの御声を聞く詩編ではないかと思うのです。 多くの信仰者たちの祈りとなり、支えとなってきた詩編。ルターはこの詩編を「小聖書」と呼びました。カルヴァン…
ネヘミヤ記8章 高松教会 村上貴志 暑い季節が、やって来ました。皆さんにとって、「人生の中の最高の一杯」と、言えば、どのような飲み物を、思い浮かべるでしょうか? 私にとっては、中学の林間学校。笹ヶ峰登山の時かもしれません。麓から、三時間余り山道を登って、山小屋へ向かう。小さな水筒…
高松教会 村上貴志 使徒言行録2章29-36節村 本日は、ペンテコステ。教会の生まれた日です。同じ信仰に導かれた人たちが一つ所に集まり一つの教会を形成しました。ただ、それは、自発的ではなく、一種の強制的でもありました。信じる人たちは、信仰によって辛い立場に置かれた。それも、非常に激し…
イエスさまは私たちを解放する祈りとして「主の祈り」を教えてくださいました。「天におられるわたしたちの父よ、御名が崇められますように。御国が来ますように。」私たちは、まず神の国が来るようにと祈ります。この世の論理や、権力から押し付けられる価値観、多種多様なイデオロギーなど一切から解放され御国が来ます…
高松教会 村上有子 コリントⅡ 6章1節~10節村 「今」を皆さんはどのように捉えておられるでしょうか? 「今」という時代を客観的に見るためには、やはり、聖書に戻ることであると、私は確信しています。二千年以上前の出来事が、今も生き生きと続く現在進行形の書物です。旧約聖書の記述が、今の…
ネヘミヤ記 7章60節~8章1節 高松教会 村上貴志 ネヘミヤの願いが適いました。城壁の完成によってエルサレムの平安が訪れたのです。人々が、捕囚から帰還し、戦火より復興し、元の暮らしを取り戻そうと動き始めたのです。リストにあるのは、2千を超す一族。五十名余りの一族。大も小も変わるこ…
コリントの信徒への手紙Ⅱ5章16~21節 高松教会 村上有子 本日は、コリントの信徒への手紙Ⅱから、主の御声を聞かせて頂きたいと思います。 コリントの信徒たちの教会は、パウロの伝道旅行の実です。まだイエス様を信じて間もない信徒たちを案じて、パウロは、諸地域に興された若い教会を再訪…
高松教会 村上貴志 ネヘミヤ記7章1~7節 ネヘミヤの願い。神さまに願い、王を通して与えられた願い。エルサレムの平安。人々が、戦火より復興し、捕囚から帰還し、元の暮らしを取り戻す。 城壁ができて、門が取り付けられた事によって、万事OKだったのでしょうか?ネヘミヤは、城壁の完成によ…
高松教会 村上貴志 ルカによる福音書 24章1~12節 「罪の赦し」これは、どのような事なのでしょう。 「受難週の聖書の中」で、ピラトは、「罪」を、「犯罪」として捉えました。しかし、ユダヤ人たちは、「神さまへの背き」と考えました。律法や掟を守らない事。故に、人々は、正しく…