高松教会 村上有子 ローマの信徒への手紙7章14~25節 私は「自分の罪」に神学校生活4年間苦しみました。その結果、卒業論文のテーマは「罪」を題材にしか、思いつきませんでした。深く自らの「罪」を自ら解説しているような箇所である「ローマの信徒への手紙7章22・23節」を中心にもがく事…
高松教会 村上貴志 ネヘミヤ記 10章33~40節 イスラエルの背信。その罪は、祝福から離れる事に繋がった。イスラエルは、加護を失い、国を蹂躙され、神殿をも壊された。礼拝をする事も、「しない・行かない」ではなく、「行けない・できなくなった」のです。この重荷。耐えきれなくなっ…
高松教会 村上有子 私たちは、日本基督教団信仰告白を告白します。「信仰の手引き」(日本基督教団宣教研究所編)の解説は、以下の通りです。 問142「『からだのよみがえり』を信じるとはどういうことを信じることですか。」 答「終わりの日にわたしたちは墓の中から甦らされ、最後の審判を受…
高松教会 村上貴志 ネヘミヤ記 10章1~32節 先週、日本基督教団聖霊刷新協議会の講演会に出席して参りました。講演は、進藤龍也牧師。ミッションバラバ系の先生。教誨師の導きを受け回心され伝道者となられた方です。その言葉は飾らずストレート。どのような困難をも笑い飛ばして、主…
高松教会 村上有子 使徒言行録 2章46~47節 エレミヤの時代、偽預言者、祭司たちもイスラエルの民に真の預言をしていなかった「平安だ、平安だ」と民の耳に心地よいことを通して、自分の立場を守ろうとしていた(エレミヤ書6章14節)。「人間の本性を善。地獄など存在しない。」と誰がいっている…
高松教会 村上貴志 ネヘミヤ記 9章32~37節村 聖書の世界には、「契約」という概念が有ります。「旧約聖書・新約聖書」ネヘミヤの時は、古い約束の時代でありました。神さまは、イスラエルを共にある者として下さった。そして、信じる民を、カナンの地に住まわせて下さった。神さまと共に。 …
高松教会 村上貴志 ネヘミヤ記 9章16~31節 村高松教会は、7月7日が創立記念日で、今年で115年を迎えます。高松で伝道が開始されてからは、約137年となります。今、ここにある教会は、本質的な存在意義を、貫き通しているでしょうか?家族への伝道・地域への伝道。出来ているのか?出来てい…
高松教会 村上 貴志 ネヘミヤ記 9章1~15節 主に命じられ、出エジプトの出来事を思い出し、立ち帰り・悔い改め・感謝の仮庵の祭りを行ったのが、ユダヤの暦の7月15~22日。その、わずか一日明けた後。24日の出来事。人々は、集まって、断食し、粗布をまとい、土を体に振りかけました。これは…
高松教会 村上有子 詩編27編1~14節 詩編27編は、敵に囲まれている人物が信頼する主に確信をもって祈りつつ、すがりつつ、主からの御声を聞く詩編ではないかと思うのです。 多くの信仰者たちの祈りとなり、支えとなってきた詩編。ルターはこの詩編を「小聖書」と呼びました。カルヴァン…
ネヘミヤ記8章 高松教会 村上貴志 暑い季節が、やって来ました。皆さんにとって、「人生の中の最高の一杯」と、言えば、どのような飲み物を、思い浮かべるでしょうか? 私にとっては、中学の林間学校。笹ヶ峰登山の時かもしれません。麓から、三時間余り山道を登って、山小屋へ向かう。小さな水筒…