高松教会 村上貴志 使徒言行録2章29-36節村 本日は、ペンテコステ。教会の生まれた日です。同じ信仰に導かれた人たちが一つ所に集まり一つの教会を形成しました。ただ、それは、自発的ではなく、一種の強制的でもありました。信じる人たちは、信仰によって辛い立場に置かれた。それも、非常に激し…
イエスさまは私たちを解放する祈りとして「主の祈り」を教えてくださいました。「天におられるわたしたちの父よ、御名が崇められますように。御国が来ますように。」私たちは、まず神の国が来るようにと祈ります。この世の論理や、権力から押し付けられる価値観、多種多様なイデオロギーなど一切から解放され御国が来ます…
高松教会 村上有子 コリントⅡ 6章1節~10節村 「今」を皆さんはどのように捉えておられるでしょうか? 「今」という時代を客観的に見るためには、やはり、聖書に戻ることであると、私は確信しています。二千年以上前の出来事が、今も生き生きと続く現在進行形の書物です。旧約聖書の記述が、今の…
ネヘミヤ記 7章60節~8章1節 高松教会 村上貴志 ネヘミヤの願いが適いました。城壁の完成によってエルサレムの平安が訪れたのです。人々が、捕囚から帰還し、戦火より復興し、元の暮らしを取り戻そうと動き始めたのです。リストにあるのは、2千を超す一族。五十名余りの一族。大も小も変わるこ…
コリントの信徒への手紙Ⅱ5章16~21節 高松教会 村上有子 本日は、コリントの信徒への手紙Ⅱから、主の御声を聞かせて頂きたいと思います。 コリントの信徒たちの教会は、パウロの伝道旅行の実です。まだイエス様を信じて間もない信徒たちを案じて、パウロは、諸地域に興された若い教会を再訪…
高松教会 村上貴志 ネヘミヤ記7章1~7節 ネヘミヤの願い。神さまに願い、王を通して与えられた願い。エルサレムの平安。人々が、戦火より復興し、捕囚から帰還し、元の暮らしを取り戻す。 城壁ができて、門が取り付けられた事によって、万事OKだったのでしょうか?ネヘミヤは、城壁の完成によ…
高松教会 村上貴志 ルカによる福音書 24章1~12節 「罪の赦し」これは、どのような事なのでしょう。 「受難週の聖書の中」で、ピラトは、「罪」を、「犯罪」として捉えました。しかし、ユダヤ人たちは、「神さまへの背き」と考えました。律法や掟を守らない事。故に、人々は、正しく…
高松教会 村上有子 ルカによる福音書23章26~43節 今年のイースターは4月17日です。その前週が「受難週」となります。受難週なくして、イースターはありません。イエス様の十字架の死なくして、イースターの喜びはありません。昨今「イースター」という言葉は、知名度を上げてきました。コロナ禍…
高松教会 村上貴志 ネヘミヤ記 6章1~19節 罪の思い。神さまから離れた人の思いは、とてもおぞましい物です。ネヘミヤは、神さまを信じ、神の都エルサレムに、神殿に続き城壁を整備しようとしました。神さまから離れ、異国の神々に仕え、祝福を失ったイスラエルの悲しみを知っていたからです。そ…
高松教会 村上貴志 ネヘミヤ記 5章14~19節 「同胞への優しさ」それは、単なる親切では有りません。それは、神さまの定められた、セーフティーネット・律法の実践でも有りました。律法と言えば、「何か、制限をされたり」というイメージですが、本来は、神さまの愛を実践する為に、愛を享…