マルコによる福音書 16章1-8節 高松教会 村上貴志 数年前、ハッピー・イースターというフレーズが出てきた時、憤慨した私でしたが、なんとなく慣れてきました。 それは、聖書を知っているという高ぶりであり、救いに与ったという驕りでした。主を十字架につけた、ユダヤ人たちと同じであります。 …
使徒言行録 7章1-16節 高松教会 村上貴志 最高法院で、裁きの座に着いたステファノ。 おそらく彼は、自分の身に起こることを常識的に自分の思いに照らし合わせて、予想していた事でしょう。 彼は、最後に人々に神さまの御旨の真実を知ってもらいたいと思いました。 …
使徒言行録 6章8-15節 高松教会 村上貴志 「神殿を三日で建てる」この言葉は、福音書の中で、二か所出てきます。 ヨハネ2章。宮清めの時、「どのようなしるしを見せるのか!」と、ユダヤ人が詰め寄るに語った言葉です。 もう一つは、イエスさまを十字架にかけようとユダヤ人たちが謀った時に出…
使徒言行録 6章1-7節 高松教会 村上貴志 イエスさまの福音を宣べ伝える伝道者たちは、ユダヤ教神殿との対立を乗り越えて、全ての人に救いを宣べ伝えようと働き始めます。 すると、この働きの中で、新たな対立が生まれてしまいました。教会の中に複数のグループができてしまったのです。 &nbs…
使徒言行録 5章33-42節 高松教会 村上貴志 「これを聞いた者たちは激しく怒り、使徒たちを殺そうとした」(33節) 神さまの国。イスラエルの政治的・宗教的指導者の言葉でした。 激しい怒りの日常。主の思いから離れると、いとも簡単に驕り高ぶるのであります。 …
使徒言行録 5章17-32節 高松教会 村上貴志 「トリアージ」災害時等で、限られた人材・設備の中での、治療の優先順位を付ける事です。 極端な言い方をすると、「助かる見込みの人から」です。 では、全ての人が助かる状況でのトリアージは、どうなのでしょうか? 神…
使徒言行録 5章12節-16節 高松教会 村上貴志 現実に、イエスさまの権威によって癒された人がいる以上、指導者たちは、「これ以上話さないように」としか言う事ができませんでした。 弟子たちの行っていたことが、真実で有ったからです。 「イエス・キリストの名によって」この業は、…。 …
使徒言行録 4章32節-5章11節 高松教会 村上貴志 主イエスを信じる故に、ユダヤ教地域共同体からの追放。 生活基盤の喪失にも繋がりました。 故に、信じる人たちは、一つ所、教会に集まって共同の生活を送る事となりました。 信仰の中で・祈りの中で一致した兄弟姉妹たちは、全てを共有…
使徒言行録 4章23-31節 高松教会 村上貴志 神さまに従い、イエスさまに従い、救いの御業を知った人たちは、「見たことや聞いたことを話さないではいられない」思いに満たされました。 自分にも起こったこの大きな喜びを、福音を、話さずには、おられなかったのです。 これらの喜びは、聞いた周…
使徒言行録 4章1-22節 高松教会 村上貴志 「神の前に正しい人」果たして、その様な人がいるのでしょうか? 歴代誌下 6:36で、ソロモン王は、 「 もし民たちが神さまに向かって罪を犯し、――罪を犯さない者は一人もいません――」 と、祈っております。 もちろん、神の御子である…