「ここでどんな子どもたちが、どんな時を過ごしていたのだろうか?」
こひつじ館に足を踏み入れるたびに思っていた。
たくさんの子どもたちが、成長し羽ばたいていった場所。
そのこひつじ館が今、このような形で新たな出発をしようとは、誰が想像したでしょうか?
かわいい絵の付いたクラスの札は、まただれかに来てもらいたい、ここで讃美や祈りの声を聞きたいと待っているように、思えた。
どこからか、かわいい園児の笑い声が聞こえそうなこひつじ館は、何とも温かい雰囲気を醸し出している。
その温かさに包まれて、9月からの聖日礼拝がスタートした。
礼拝堂の除却も10月あたりと決まった今、これから半年ほどは、このこひつじ館にお世話になる。
初めての聖日礼拝を喜びのうちに迎えようとしている姉妹たちの思いが、気合いの入った前日の掃除を通して、伝わってきた。
9月6日は、こひつじ館での礼拝初日であり、聖餐があり、敬老会があり、役員会があり・・・の盛りだくさんの聖日であった。
主の守りの中、一人一人が主からの霊の糧を頂き、主の御声を聞き、それに応答して、感謝と献身の思いを新たにした聖日であったと確信している。
主に感謝。主に栄光!
礼拝後、敬老会が早速行われた。
まずは、混声聖歌隊による讃美をもって、主を褒めたたえた。普段はなかなか集まることが出来ないテナーとバスも加わった。
一番端っこで讃美していた私は、特等席にいるような思いになった。
讃美を捧げている聖歌隊員の兄弟姉妹の表情が美しく、情熱的で、本当に麗しかった。
讃美の詞の「うるわしのしらゆり~♪」のように、イエス様の麗しさを証ししていた。
司会者が会のために祈りを捧げた。
神さまへの愛があふれている信仰の先輩たちは、教会の希望であり、教会の未来です、との祈りに「アーメン」であった。
その後、食事となった。お弁当のお寿司が素晴らしく美味!!!優しいお酢加減がよかった。量的にもちょうどよかった。
皆さんと笑いながら食することができて、よかった。
当たり前に毎日何かを口に入れているこの者だが、こうして皆で頂くことが出来る説くことは、本当に幸せなことだと実感した。
信仰の先輩へのプレゼントは、お仕事会渾身の作(毎回渾身の作ですが)、保多織の布で作ったペンケース、しかも刺繍で名前入り!
ルーペ付しおりも大好評だったよう。残念ながら来られなかった敬老会の方々へは手分けをして、お届けすることになった。
とにかく、短い時間だったが、楽しい、有意義な敬老会を持つことができ、主に感謝!多くの奉仕を捧げて下さった方々に感謝!
新たな礼拝の場所を得て感謝!教会の宝であり、未来である信仰の先輩たちとともに、新しい礼拝堂を待ち望むことができ、感謝!
この交わりの喜び、奉仕の喜びが、主を喜ぶ歩みがますます広がっていきますように。
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。
これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。
Ⅱテサロニケ5:16~18
by M.Y