ヨハネによる福音書 2章13~25節 高松教会 村上貴志 ヨハネによる福音書では、過ぎ越しの祭りを大きな節目としています。イエスさまの歩みの大きな転換点となっています。最初の過越しの祭り。エルサレムにおいて伝道の業を始められます。ヨハネによる福音書では、カナの婚礼に次いで、まず「宮清め」の話が記…
ヨハネによる福音書 2章1~12節 高松教会 村上貴志 「ガリラヤのカナで婚礼」が、有りました。「婚礼」とは、もちろん、祝いの席・祝福された場所でした。 ところが、その途中で、「ぶどう酒」が、足りなくなってしまいました。「ぶどう酒」は、ユダヤでは、「喜びの酒、これがなければ、祝うことも喜…
ヨハネによる福音書 1章35~51節 高松教会 村上貴志 牧師 洗礼者ヨハネの弟子のアンデレともう一人。 シュラッターなどの聖書学者は、このもう一人を、福音書を記し迫害の中の教会を指導したイエスさまの最も愛した弟子ヨハネだと考えています。この二人は、洗礼者ヨハネの弟子でした。二人は、「神さ…
ヨハネによる福音書 1章29~34節 高松教会 村上貴志 牧師 洗礼者ヨハネは、イエスさまが、後から来られる方である事を知らなかった。 生まれる前から、母の胎内にいる時に出会った、共に導かれた歩みをしていた、その方を知らなかった。 いえ、気づいていなかった。 それは、ヨハネによ…
ヨハネによる福音書 1章19~28節 高松教会 村上貴志 牧師 洗礼者ヨハネが語る、「わたしは荒れ野で叫ぶ声である。 『主の道をまっすぐにせよ』と」とは、どのような事柄なのでしょう。 この言葉は、イザヤ書40章からの引用と言われています。 神さまから離れた、恵みと祝福と平安が失われた所。 …
ヨハネによる福音書 1章1~18節 高松教会 村上貴志 牧師 ヨハネによる福音書が、最初に伝える言葉。 「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は、始めに神と共にあった。 万物は言によって成った。成ったもので、言によらずになったものは何一つなかった。」 ヨハネによる福…
ガラテヤの信徒への手紙 6章11~18節 高松教会 村上貴志 牧師 パウロは、最後に大きな字で自身で手紙を記します。それ程までにしてもう一度、伝えたかった事。 それは、「律法と割礼」の問題です。 異端の人たちの信仰・散らされたユダヤ教徒たちの信仰。「私が、努力すれば良い」とか、「大切な事…
ガラテヤの信徒への手紙 6章1~10節 高松教会 村上貴志 牧師 パウロは、「御霊によって生き、歩みなさい」と勧めました。 それは、神さまの愛の中で生かされるということです。地上での歩み。 様々な困難や悩み・不可能と思えるような事に阻害されます。 多くの重荷を背負って、歩む事が出来ないよう…
ガラテヤの信徒への手紙 5章16~26節 高松教会 村上貴志 牧師 パウロは、ガラテヤの信徒への手紙で、何度か御霊の働きについて述べておりました。 そして、ここでは、それらを総括する勧めをいたします。【16節】 教会が、肉の欲望に満たされて、霊の導きには、全く従っていないかのような語調で…
ガラテヤの信徒への手紙 5章2~15節 高松教会 村上貴志 牧師 今日の聖書の箇所には、キリスト者として生きるための大きなアドバイスが含まれています。信仰生活、それは日常生活のことであります。「割礼・律法」と「イエス・キリスト」。「どちらに従うのか?」。 「割礼・律法」は、大きな二つの問題…