ヨハネによる福音書21章1~14節 高松教会 村上貴志 ここには、「イエスさまが甦られた後の弱い弟子たちへの励ましの言葉」が、記されております。 弟子たちは、十字架の後、ガリラヤへと逃げ帰るのです。 伝道者では無く、漁師に。世の働きへと戻ってしまうのです。 そして、以前と同じよ…
ヨハネによる福音書20章19~31節 高松教会 村上貴志 イエスさまの甦られた日。 弟子たちは、「不安でしょうがない。恐ろしい。」迫害する人からは逃れられたとしても、弱い思いから逃れることから出来ませんでした。 「誰かと一緒でなければ、思いが保てない。」そう思うのです。 「不安…
ヨハネによる福音書20章11~18節 高松教会 村上貴志 マリアは、従う以前の状況より、周りから一歩引いた思いを持っていた。 愛してくれる友を遠ざけてしまった故に、周りが信じた事を、受け入れることができなかった。 喜びに加わる事が出来なかった。 自分一人で確かめるしかなかったの…
ヨハネによる福音書19章31~42節 高松教会 村上貴志 安息日が明けた日。 直ちにイエスさまの姿を確認しに行く女性の姿が記されています。 ヨハネの教会は、「この女性が、主の姿を求めて、切に求めて、行動した」と、伝えるのです。 この女性は、ルカによる福音書8章によると、7つの悪…
ヨハネによる福音書19章31~42節 高松教会 村上貴志 十字架の上の、イエスさまは、すべての事を成し遂げられ、聖書の言葉を実現されました。 そして、その息・霊を神さまの御手に委ねられました。 この日は、準備の日であったと記されています。 神さまが、天地を創造されたように安息日…
ヨハネによる福音書19章16b~30節 高松教会 村上貴志 イエスさまは、「成し遂げられた」と語られて、地上での公生涯を終えられました。 「成し遂げられた」と言う言葉は、「完成した」という意味です。 この御言葉は、神さまに対する報告の言葉で有りました。 イエスさまは、神の独り子…
ヨハネによる福音書 18章38b~19章16節a 高松教会 村上貴志 ユダヤの指導者たちは、イエスさまを総督ピラトの元に「罪ある者」として、引き渡しました。 ピラトは、イエスさまの裁判において、ユダヤ人指導者たちのメンツを潰さないように配慮し、イエスさまを釈放しようと努める。 誤りな…
ヨハネによる福音書 18章28~38節a 高松教会 村上貴志 イエスさまは、「真理」について語られます。 この「真理」によって、イエスさまは神の民に「救い」を与えるのです。 「救い」とは、使徒信条の最後に告白させていただく「罪の赦し・体の甦り・永遠の命を信ず」と言う事です。 そ…
ヨハネによる福音書 18章1~27節 高松教会 村上貴志 3月1日(水)より受難週(レント)に入りました。 この期間、私たちは、自らを省み、悔い改めの思いを抱きます。 それは、「昨日、このような事をしてしまった」というような事だけでは無く、これまでの自分の歩み思い出し、「主と共に歩み…
ヨハネによる福音書 17章20~16節 高松教会 村上貴志 イエスさまは、父なる神さまの元に戻られる前での祈りの中で、今まで共にいた弟子たちのためだけでは無く、これから、この教会に集められる人たちのためにも祈るのであります。 「主イエスは、まことのぶどうの木、私たちはその枝です」教会学校の…