高松教会 村上貴志 テトスへの手紙 1章5~16節 パウロが、テトスをクレタ島に残したのは、長老たちを立てるためでした。 「長老」この言葉には、三つの意味があります。 ①旧約聖書の部族における「長老」一族の代表者です。住んでいる町を治め、争い事があれば、裁判官をも行うような役職でした。…
高松教会 村上貴志 テトスへの手紙 1章1~4節 テトスへの手紙は、テモテへの手紙Ⅰ・Ⅱと共に、牧会書簡と呼ばれる文書です。書き送った先は、パウロと共に伝道旅行をしたテトス。この時は、地中海のクレタ島での伝道に携わっておりました。投獄中のパウロ。一緒に働く事は、叶いませんでした。 …
高松教会 村上有子 マタイによる福音書3:1~12 「悔い改めなさい」この声を皆さんは、どのように受け取られますか?これは、洗礼者ヨハネが人々に叫んでいる言葉です。洗礼者ヨハネの詳細は、ルカによる福音書に記されています。敬虔な両親のもと、待望の子として誕生します。この幼子に対して、…
高松教会 村上貴志 イザヤ書 57章14~19節 「盛り上げよ、土を盛り上げて道を備えよ。わたしの民の道からつまずきとなる物を除け。」本当の道路を作るのではありません。心の中を整地し、大切な思いを心の中心に、そして、上に挙げて、「自分の進むべき道を、見いだせ!」と、語るのです。 進む時、…
高松教会 村上貴志 イザヤ書 56章1~8節 アドベント第三週。「救い主のお誕生」を、祝います。「喜びます・祝います」本当に、神の民で無い私たち異邦人が、この恵みに与っても良いのでしょうか? 当時の常識は、「正義を守り、恵みの業を行え」ば、救いの恵みに与る。「安息日を守り、悪…
高松教会 村上貴志 イザヤ書 55章1~5節 アドベント。二本目の蝋燭は、「御使い、平和」。 神さまより伝えられた、全てにおける「平和」を、信じます。では、この「平和」とは?いったい何の事なのでしょう?どのような状況が、「平和?」争いが無くなる事に繋がるのでしょう?様々な理由が…
高松教会 村上貴志 イザヤ書 53章1~12節 今日、一本目の蝋燭が、点灯されました。一本目の蝋燭は、「預言・希望」です。神さまからの「預言」(約束)を信じ続けて、救いを待ち望むしるしです。この灯を、周りの方々に、「キリストは、世の光・灯です」と伝える事。「その光は、まこと…
高松教会 村上貴志 創世記24章26~32節 【27節】これは、信仰者の祈りであります。求める祈りであります。これは、【12章1節】で、神さまが約束して下さった事を信じる祈りでした。神さまが、御使いを通して示して下さるように信じました。 求める祈り。「子孫に受け継がれていく」よ…
高松教会 村上有子 マタイによる福音書2章13~23節 1節の「占星術の学者たち」が「マギ」です。実は、英語のマジシャンの語源となっている言葉なのです。「マギ」は旧約時代にイスラエルの民が捕囚された地で、国の祭儀を司っていた祭司階級の呼称でした。やがて「マギ」という言葉は、人知…
高松教会 村上貴志 レビ記19章9~10節 今日は、収穫感謝の礼拝です。会堂には、この秋に採れたお野菜などが献げられております。 「神さま、豊かな恵みをありがとうございます。」 大切なものは、いただくだけではなく、献げる事から始まるのです。【箴言3章9-10節】神さまは、必ず、喜び…