ヨハネ書 11章45~57節 高松教会 村上貴志 ユダヤ古代誌を執筆したヨセフスは、大祭司について、「神さまのための仕事」と、解説しています。 時の大祭司は、カイヤファ。 彼は、18章以降に記されている「主を十字架につける」という事を行った、中心的な人物です。 ピラトと共に後代…
ヨハネによる福音書 11章28~44節 高松教会 村上貴志 イエスさまを憤らせるような思いを抱かせたユダヤ人たちがいました。 彼らは、マリアを慰めに行こうとしました。 良い行いに見えます。 ですが、この「慰める」という行為が、神さまの御意志に反するものであったのです!? …
ヨハネ書 11章17~27節 高松教会 村上貴志 ラザロが、死んでから、四日目に、イエスさまが、来られました。 マルタは、イエスさまに、「もう少し早く来てくだされば」と語ります。 イエスさまからの慰めの言葉を求めたのです。 使いの者に語られた言葉、「この病気は死でおわるものでは…
ヨハネによる福音書 11章1~16節 高松教会 村上貴志 高松教会は、創立して109周年を迎えます。 伝道開始から約131年となります。 信仰の種が蒔かれ、大きく成長し実を成らせ、新たに種蒔く姿にまで成長させられたことを主に感謝いたします。 二人の姉妹は、兄の病の状況を、「何と…
ヨハネよる福音書 10章22~40節 高松教会 村上貴志 ここに記されている神殿奉献記念祭とは、紀元前164年マカベア家のユダがエルサレムを奪い返し、異国の偶像を打ちこわし、神殿を清めた事を記念する祭りのことです。その時には、異教の祭儀に使用された祭具全てを、捨てて作り変えたと言う事です。人々は…
ヨハネよる福音書 10章7~21節 高松教会 村上貴志 「はっきり言っておく」イエスさまは、もう一つ、大切な事を伝えます。「わたしは羊の門である」 イエスさまは、「囲い」神さまから離れた人たちが、集まっている所に来られました。 そこに、導く声がしました。 新しく神さまとの交わり…
ヨハネよる福音書 10章1~6節 高松教会 村上貴志 今日は、こども祝福式です。 みんなが、神さまとイエスさまと共に、これまでと同じように守られ祝された歩みが与えられますよう教会全員で願い・祈り、喜びを確信する日です。 ひとつの礼拝の中で、その事を深く思いましょう。 またこれを…
ヨハネよる福音書 9章35~41節 高松教会 村上貴志 イエスさまは、天地が創られた時から、神さまと共に居られました。 しかし、まだ地上にいる人たちは知らなかった。 その様な時代。人々は皆、苦しみの中にあったのでしょうか? 常に、神さまへの信仰が揺らいでいる。 神さまから…
ヨハネよる福音書 9章24~34節 高松教会 村上貴志 とうとう、待ち望んだ献堂式の日がやってきました。おめでとうございます。 会堂には、新しい椅子が揃いました。椅子が揃ったのを目の当たりにした時、私の頭の中に讃美歌492番が鳴り響きました。 「神の恵みは、いと高し。~、いと深し。~…
ヨハネよる福音書 9章13~23節 高松教会 村上貴志 ファリサイ派の人たちの中にも、「どうして罪のある人間が、こんなしるしを行うことができるだろうか」という疑問を抱く人がました。 ユダヤ教の中にも、分裂が起こりました。 神殿は、この混乱を抑えるために、一つの方向性を示そうとしました…