高松教会 村上貴志 使徒言行録 27:13-26 ローマへ航海。様々な出来事が有りました。船での移動は、人間の知恵と技術が詰まっておりました。「安全に・出来る限り早く」船乗りたちは、経験を重ねて、航海を進めたのです。しかし、人の力では抗えないどうしようもない事が、船には起こる。だから、海…
高松教会 村上有子 マタイによる福音書 1:1-17 これは、現存する最古の日本語聖書の表題です。1837年のシンガポールでカール・ギュツラフ宣教師によって訳された「ヨハネによる福音書」の表題です。正確には「ヨハンネス タヨリ ヨロコビ」。 「マタイによる福音書」を開いてみると不親切な…
高松教会 村上貴志 使徒言行録 27:9-12 ギリシャ語には、時間の流れを表す言葉が、二つあります。「カイロス:神さまの時間の流れ」と「クロノス:世の中の(人間の)時間の流れ」です。 神を信じる人は、「神の時間」を大切にするのですが、世の中で生きて行くには、神さまからのお言葉を忘れて、…
使徒言行録 27:1-8 高松教会 村上貴志 パウロは、「神さまの御用」のために、働きます。 宣教の道。全ての人に救いの出来事を伝えるための「主の道・いのちの道」だと伝えるのです。 この御業。伝えようとする者の希望としては、「順風満帆で、有って欲しい。」障害や困難があるから、諦めるわけでは…
使徒言行録 26:24-32 高松教会 村上貴志 「必ず起こる」と伝えられた、キリストの救いの御業。アグリッパ王にも、確認を求めます。 「知ってますよね?」エルサレムで。信仰の都で。 そして、この救いの御業が起こった場所こそ、世界の中心であるはずです。それを、知らない訳は有りません。知…
使徒言行録 26:12-18 高松教会 村上貴志 パウロは、これまでに幾度となく弁明?(パウロの思いとしては、伝道)の機会が有りました。この時は、アグリッパ大王・パウロを告発したパリサイ人たちに対して、大切な事・忘れて欲しくない事・思い起こして悔い改めの思いに至って欲しい事。そして、キリ…
使徒言行録 26:12-18 高松教会 村上貴志 私たちは、どのようなきっかけで信じようとする思いや信仰の歩みが与えられるのでしょうか? パウロにも、イエスさまとの出会いが有りました。使徒言行録では、9・22・26章と三度記されております。(もちろん、出会ったのは、一回です) 26…
使徒言行録 26:1-11 高松教会 村上貴志 今までとは、異なる生活様式。先の見えない時代です。アグリッパ時代のユダヤもそうでありました。 ローマの支配下。行き詰った状況です。「どこで、かじ取りを間違ったのであろう?沈まないために、どちらに進んだら良いのだろう?」イスラエルの歩みの正面には…
使徒言行録 25:13-27 高松教会 村上貴志 高松教会は、7月7日が創立記念日で、今年で113周年を迎えます。明治18年頃、日本組合教会今治教会の横井牧師が、伝道開始されてからは、135年。 では、135年前にこの高松の地に伝えられた事とは? それは、「死んでしまったイエス…
使徒言行録 25:1-12 高松教会 村上貴志 パウロへの訴え。「おもだったもの」ファリサイ派の人たちは、抜けます。律法を重んじる人たちは、異議は無かったのです。つまり、パウロに罪は、無かったのです。あれこれ言われましたが、そもそも、罪が無いのであるなら、立証することは、出来ないのは当たり前で…