ヨハネよる福音書 10章1~6節
高松教会 村上貴志
今日は、こども祝福式です。
みんなが、神さまとイエスさまと共に、これまでと同じように守られ祝された歩みが与えられますよう教会全員で願い・祈り、喜びを確信する日です。
ひとつの礼拝の中で、その事を深く思いましょう。
またこれを機会に、皆さんに繋がる家族の方々や大切な方々が、主に導かれる事を、主にある兄弟姉妹がたと共に、覚えたいと思っています。
イエスさまは、語られます。
「はっきり言っておく。」この言葉が、語られた時、イエスさまが非常に大事な事を伝えているのです。
イエスさまは、私たちを、「囲いの中に入っている羊だ」と、おっしゃられました。
「私自身は、誰のものでものない」そう思われている方もおられるかもしれませんが、それに対しては、創られた方が、おられる事を思い出して下さい。
「人は、皆、神さまが、お造りになられました。そして、地上という大きな囲いの中で過ごしているのです。」その囲いの外から、声が聞こえます。
狼であったり、泥棒であったり。
門番が厳しく見張ります。
或る時、門番の声が聞こえました。
「誘いに来たあなたは、誰から命令されて来たんだね?何をしに来たんだね?」
その人は、言いました。
「私は、神さまから遣わされてここに来ました。神さまから離れて、神さまが創られた時の祝福と喜びを知らない人たちに、本当の恵みを教えて、神さまとの間を取り持って、もう一度、喜びを願うことが出来るようになるように来ました。みんなが、『神さま』と、お祈りすることが出来るようになるために、来ました。神さまが、そうしなさいと、命じられたのです。その事を、神さまの世界から離れた囲いの中にいる、羊さんたちに、教えに、神さまから遣わされてきました。」
門番が通した方の声を、教会に来た人たちは、「その声を知っている」のです。