今年の永眠者記念礼拝も多くの兄弟姉妹、また信仰の先輩方のご遺族の方々と共に礼拝を無事にまもることが出来ました。感謝です。
今回は建て替えに向けての準備中であるので「こひつじ館」での永眠者記念礼拝でした。
前方に写真を配置し、共に礼拝をまもるというやりかたは例年と同じですが、場所が違うというだけで今までとは雰囲気が違いました。
子どもの頃から祖父と祖母と、そして父親と共に礼拝をまもり、そして皆の葬儀も行った会堂であれば、
毎年の永眠者記念礼拝と同様にセンチメンタルな想いがよぎることもあったのでしょう。
ですが今回はそういった想いがよぎることはありませんでした。
今回は違う想いがよぎりました。
「ああ、もう今までの会堂がなくなるんだな。祖父も祖母も父も知っている高松教会の会堂がなくなってしまうんだな」と、
さびしい想いが沸いてきました。
しかしながら同時に、祖母が生前言っていたことを思い出しました。
「礼拝堂が一階にあれば本当にだいぶ助かるのに」祖母は膝が悪く、今までの会堂があった二階に上がるのは本当にしんどそうでした。
これから出来る新しい会堂は一階に礼拝堂があります。祖母がいたらとても喜んだと思います。
来年の永眠者記念礼拝は新しい会堂で行われます。
来年からはまた新しい想いがよぎるのでしょう。
by T.H