ヘブライ人への手紙 12章1~13節
高松教会 村上貴志
高松教会は、7月7日が創立記念日で、今年で111周年を迎えます。
明治18年頃、日本組合教会今治教会の横井牧師が、伝道開始されてからは、約133年となります。
ヘブル書。「こういうわけで」11章までの信仰についてから勧めを展開していきます。
「神さまに寄り添おうと歩んだ人たちに、もう一度注目しよう」と、語るのであります。
これらの歴史の流れ。全て、神さまの、「父のような思い」だと、語るのです。
4章「信仰の戦い」ここは、クリスチャン同士の人間関係について述べております。
祈りについて、証しについて、交わりについて、共に讃美することについて。
共に礼拝に繋がる一つ一つの事について、本当の喜びを知って欲しいと願うのです。
この喜びは、私たち自身が自らの力で手に入れたものでは有りません。
教会の伝統でもありません。
この喜びは、神さまが愛する民を御自身の子のように慈しんで与えて下さった物だと教えるのです。
「慈しみ」憐れみでは有りません。ここでは、「厳しさ」なのです。この厳しさ。
約束された民だけではなく、全ての民に。信仰を継承していく大切な跡継ぎとして訓練して下さるのです。
神さまは、私たちの事も、「一番だ」と、思って下さっているのです。
「罪を赦し、友となる」この大きな神さまの愛をイエスさまは、教えて下さいました。
これは、喜び。福音としか言いようがありません。
私たちも、自分が受けた大きな愛の喜び・イエスさまによる救いの御業を伝えていくのです。
良き知らせを伝える伝令のように。前を走られている方がおられます。主が、教えて下さっております。
愛する人に届ける事が出来るまで、私も走り続けるのです。これからの教会の歩みも、この愛の御業を語り続けるのです。