ヘブライ人への手紙 5章11~6章12節 高松教会 村上貴志 「希望」に対して、いつまでの「希望・期待」を持っていますか?「希望」というものは、限定的に思えるからです。では、「希望」が、本当に限定的かと言えば、、、。そうでない事も、私たちは、既に、知っております。週日の礼拝・祈祷会。家庭での祈り…
ヘブライ人への手紙4章14 ~ 5章10節 高松教会 村上貴志 聖書には、メルキゼデクという人物が出てきます。その名前は、「正義の王」という意味です。(創世記14:17-20・詩編110:1-7に記載があります)祭司であると同時に王であるということを、王の理想(メシヤ)としていることを明らかにす…
ヘブライ人への手紙4章1~13節 高松教会 村上貴志 「今、民は、神の声聞いているのだろうか?」 この手紙は、教会に集う兄弟姉妹に問いかけます。 心は、落ち着いているのだろうか?魂に平安が、与えられているのであろうか? 確かに、日常の生活の中では、それらがかき乱されるような事が…
ヘブライ人への手紙3章7~19節 高松教会 村上貴志 「神さまの声を聞くために、今、備えの時を持ちなさい」と教えます。主の御声を聞いた時、「主よ、お話し下さい。僕は聞いております。」(サム上3:9)という信仰が、既に与えられているからです。 では、備える前の姿とは、どのようなものでしょうか?ここ…
ヘブライ人への手紙 3章1~6節 高松教会 村上貴志 この章でも、「神さまに召された、教会に集う兄弟姉妹がたよ」と、呼びかけます。「神さまによって引き合わされ、そして、これから共に歩みを進めていく人たちよ」と、全てが、神さまの御計画の内にある事を伝えるのです。そして、神さまからの御言葉を伝えて下…
ヘブライ人への手紙 2章5~18節 高松教会 村上貴志 へブル人への手紙は、神さまの御計画に対して告げ知らせます。それは、「私たちの目の前の出来事について」です。私たちは、15節に記されているように、「死の恐怖」の中、(それは、神さまとの交わりと恵み・祝福を失った状態を示します)、生きて行くため…
ヘブライ人への手紙2章 1~4節 高松教会 村上貴志 「天使たちを通して語られた事」これは、律法や十戒などの教えに象徴されます。「神さまと共にある私たちの姿」として、それを示してくださいました。神さまから離れた罪の中にある私たちは、願っていただいた、「しなくてはならない事」に目を向けたのです。目…
ヘブライ人への手紙 1章5~18節 高松教会 村上貴志 「イエスとは、神さまからの新しいお告げをされる新しく誕生した天使なのですか?」ユダヤ人たちは、当時の常識的に・伝統的に考えてそのような思いを抱きました。教会は、「教会が伝える救い主は、神殿で教えられる天使とは、全く異なる存在だ。」と、教える…
ヘブライ人への手紙1章 1~4節 高松教会 村上貴志 この手紙。おそらく特定の人や教会ではなく、「聖書の神さまを知っている、神さまの歴史の中に生きたイスラエル(神の民とされた者たち)全て」に語られている説教集と思われています。まず、「神は、語られた」という事が、記されております。大事な事を、最初…
ヨハネの手紙Ⅲ 1~15節 高松教会 村上貴志 聖書も手にする事の出来ない時代、共通の讃美歌も無い時代。福音を伝えていくのは、信徒同志による口移しの証しでした。「イエスさまが、私たちのために教えて下さった事。そして、私たちのために、十字架に架かられ、神さまとの祈りの関係を取り次いでくださった事。…