ルカによる福音書 10章38~42節 福田哲牧師(屋島教会代務・分区講壇交換) ここは、静かに心潜めて聴くマリアはすばらしく、忙しく動き回るマルタは避けられるべきものだ、と片付けられやすい箇所です。しかし主は、マリヤとマルタの優劣を問題にしたのではありませんでした。 マルタは、マリアが聞…
使徒言行録 2章29~42節 高松教会 村上貴志 ペンテコステ。麦の収穫完了の感謝の祭の日。沢山の地上の糧が与えられて人は養われ、大きな喜びを持つのです。 その同じ日。霊の糧も与えられ、それらによって私たちの思いの中に、主の御旨が解き明かされ、信仰が養われるのです。 「聖霊が降る事」…
ヘブライ人への手紙 9章23~28節 高松教会 村上貴志 イエスさまは、繰り返されるヒトの罪・全てを担って下さったのですが、…。思う訳です。どうして、神さまは、引き継がれるアダムの最初の罪を、贖って下さらなかったのだろうか?神さまから離れないように造って下さらなかったのだろうか? 神さまは、私た…
ヘブライ人への手紙 9章1~13節 高松教会 村上貴志 こどものさんびかに「どんなにさびしい時でも、どんなに悲しい時にも、イエスさまが一番。イエスさまが一番。…。」という歌があります。 信仰者にとっては、イエスさまが一番です。 古い祭儀では、牛の頭に手を置いて、「私の罪が、この犠牲の…
ヘブライ人への手紙 8章1~13節 高松教会 村上貴志 優れた祭司とは? 「どのような役割を果たしたら良いか?」では無く、「もう既に、私たちの前におられる。それは、確実な出来事だ!」と、この手紙は語ります。 イエスさまは、私たちを神さまの元に導かれるために、教え、そして、自らのお体を…
ヘブライ人への手紙 7章20~28節 高松教会 村上貴志 神さまの憐れみ。イエスさまは、私たちが犯した神さまから離れると言う罪を代わりに担われるために、十字架への道を進まれたのです。 命を献げられて。本来は、神さまから離れた人自身が祝福を失い、十字架につけられるべきなのに。 その贖い…
ヘブライ人への手紙 7章11~19節 高松教会 村上貴志 ユダヤ人が、信仰において神さまに求めたものとは、どのようなものであったのでしょう。 この手紙では、「メルキゼデクのような祭司であり王である相応しい人」を求めていたように記されています。 私たちも、この世での戦いから戦いから安ら…
ヘブライ人への手紙 7章1~10節 高松教会 村上貴志 この手紙は、ユダヤ人たちに神さまからの第一の御旨を伝えようとします。 今の時代(終わりの時代)には、神さまの愛された独り子であるイエスさまによって御旨が語られたことを伝えるのです。 ユダヤ人が、十字架に架けた方が。 そのお…
マタイによる福音書 28章 1~10節 高松教会 村上貴志 毎年、春分の日の次の満月の次の日曜日。この日が、イースターです。 「甦りの命」を知るこの日。 主の元に急ごうとしているにも関わらず、「あの石が有るからできません」と思うことは無いでしょうか。 神さまがおられる世界だから…
ヘブライ人への手紙 6章13~20節 高松教会 村上貴志 今日は、棕櫚の聖日。イエスさまは、「主の名によって来られる方に、祝福があるように」と沢山の群衆に迎え入れられます。しかし、その声は、後に、「十字架につけろ」に変わってしまうのです。 イエスさまは、それらの事を全て御存知の上で、神さまが示さ…