ヨハネによる福音書 5章1~18節
高松教会 村上貴志
今日は、収穫感謝の礼拝で、教会学校と大人が一緒に礼拝を守っています。
収穫感謝の日。
豊かな恵みを神さまが、実らせてくださいました。
畑では、沢山の人たちも働いていたました。
でも、ずっとでは有りません。ユダヤでは、安息日に仕事をしてはいけない約束となっていました。
安息日には、仕事を休んで、礼拝に行くのです。
では、その日には、誰が、畑や果物のお世話をして下さったのでしょう。誰も、見回ったりもしません。
枯れてしまったらどうしよう。そんな心配は、無かったのでしょうか?
ユダヤの人たち。教えて下さい。
神さまを信じる人たちは、こう言います。
「安息日に、神さまの民は、お休みして礼拝するのだけれど、安息日にも、神さまは、私たち人間のためにお働きになられているのですよ。神さまは、休まずにいつも、すべての事を見て下さっているのです。」
イエスさまは、その事を、今日読んだ聖書の中で、はっきりと言われているのです。
神さまは、私たちが、礼拝を守っている時、私たちが、無事に平安に過ごせるようにと、ずっと、見守って働かれているのです。
人だけではなく、動物や植物もみんな、大事に守って下さっているのです。
ですから、イエスさまは、言われました。「わたしの父は今もなお働いておられる。だから、わたしも働くのだ」
安息日、礼拝の日であっても、神さまとイエスさまが私たちを見守って下さっています。
私たちは、この礼拝を守る日には、神さまとイエスさまの祝福を信じて、静かに祈りを献げるのです。
そして、祈りによって、神さまからの大きな恵みの答えが与えられる時、大きな声で、喜びの讃美をするのです。
私たちが、休んでいる間にも、神さまが成長させてくださった全ての物に感謝して、収穫感謝の礼拝を、みんなで守りました。