高松教会 村上有子
マタイによる福音書 5章13~16節
神様はこの「光」を創造された方ですから、人間にどのような影響を及ぼすか、知り尽くしておられます。神様が「天地」そして「光」を創造されたと書いてあります。【創世記1章1節~】そのお方が人として肉体をもって罪に満ちてしまった世に「光」として来てくださった、それがイエス様です。「わたしは世の光である。わたしに従う者は、暗闇の中を歩かず、命の光を持つ。」【ヨハネによる福音書8章11節】その「光」なるお方が「あなたがたは世の光である」と断言されるのです。この言葉の中の「光」は「世の光」であることもしっかりと覚えなければなりません。行くべき方向を見失ってしまっている人々、自分が闇の中にいることさえ分からない人々、闇の中で悩み苦しんでいる人々に「光」を指し示す者として歩むことをイエス様は、私たちに託しておられるのです。帰るべきところは「光」なるイエス・キリストの元であることを明らかにする者として。
今日は、永眠者記念礼拝です。並べられた写真のお一人お一人は「世の光」として歩まれた方々であり、今なお指し示し続けている方々です。私たちは、この方々からバトンを受けて歩んでいます。次世代にまたしっかりとバトンを受け継ぐためにも、イエス様から離れず、イエス様からしっかりと「いのちに至たる光」を頂いて、主のお言葉通りに「世の光」として歩んでいきましょう。私のような小さな豆電球でも、暗闇に打ち勝っているという御言葉を確信して歩んでいます。ともに「地の塩・世の光」として歩んでいきましょう。