高松教会 村上 貴志 使徒言行録 2章14~42節
本日は、「教会の誕生日」とも言われる、ペンテコステです。迫害する人たちを恐れて隠れていた弟子たちは、約束された聖霊の力を受け、恐れを跳ね除け、堂々と、救いの出来事を語った日なのです。
「約束されていた」神さまは、ヨエル書3章を通して、その事を800年も前に「約束してくださっていた」のです。イエスさまを信じる人たちに対しての、大いなる迫害。語る事も出来ない。外に出る事も叶わない。信仰の終りとも感じられた出来事でした。その終わりと人々が感じる日に、約束は、成し遂げられたのであります。
終わったのは、神さまから離れた人々の生活。 神の愛を知らない生活。 教会で語る「罪の世界」
ここに、「救いに至る・神さまの出来事が完成に向かっている」という知らせが、約束された聖霊によって、地上にもたらされたのです。キリストの弟子たちは、預言(主を告げ知らせる働き)・幻と夢(神さまと共にある世界)を、語りだすのです。主の良き御業を、志すのです。全ての預言と夢と幻は、主の大いなる御業。ペトロの説教18節。ヨエル書3章1節。神さまは、『霊を注ぐ』と約束されている。
「聞いてください」ペトロは、語ります。「私は思った」聞いて知っていた事を、思い出した。
【詩編16編8~11節。詩編109編】も思い出します。
ただ、壁にぶち当たって、失敗してそう思う時。嘲るのは、敵ではなく、自分自身なのかもしれません。
だから、「約束された聖霊」が、必要でありました。 全ての人の元に、与えられています。判らない人は、立つ位置を変えて、「悔い改めなさい。~」(使徒2:38)
イエスさまと共にあれば、主に従う道に留まっているならば、丈夫なのです。【ヨハネ14:1・26】
必ず、与えられる、この主の約束の聖霊。 【詩編109:30・31】わたしもそう告白します。