使徒言行録 16章16-40節
高松教会 村上貴志
パウロは、(当時の)世界中に神さまの御業・イエスさまの十字架の救いの御業を伝えました。
二度目の伝道旅行。
フィリピに立ち寄ります。
大きな街は、伝道の大事な場所でした。
しかし、そこには、話をする礼拝堂が無く、川べりで話始ました。
すると、幾人の人もが聞き始めて、神さまを信じイエスさまを救い主だと告白し洗礼を受けました。
神さまが、「そこに行ってお話しなさい」と、示されたならば、そこで大きな収穫が与えられるのです。
そのフィリピの街で、次に信じた人。
困惑の人でした。
ギリシャ神話のアポロンの神託をする占い師。
パウロが通りかかった時、「この人は、本当の神さまの事を伝えている。」と言う事が、分かりました。
言葉では無くて、自分が信じていた神の言葉の中から示されていたのです。
違う神が示した?
神さまは、戦っておられる。私たちの為に。
パウロたちは、他所の神の霊を体の中に閉じ込めていたその人に命じられます。
「霊よ、出て行きなさい」この人に、本当の導きが与えられました。
しかし、この女性を商売としていた人が訴え、パウロたちは、収監されます。
そこでも、福音と讃美と祈りは、語り続けられました。
どのような状態でもどこにおいても、福音は止まらないのです。
一緒に牢に繋がれた人たちは、この良き知らせを聞き、主の十字架の救いの御業を信じて、悔い改めます。
その時、大きな地震が有りました。(神顕現)
牢の扉は、開かれました。
しかし、誰も逃げる事は無かった。番
人も、福音を信じます。
「先生方、救われるためにはどうすべきでしょうか。」(30節)
洗礼志願の定式文となりました。
「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも家族も救われます。」(31節)
神さまが、導かれる所には、主の良い知らせが、満ち溢れるのです。