使徒言行録 9章1-19a節
高松教会 村上貴志
今日は、こども祝福式です。
昔は、こどもの成長「末は、博士が大臣か」などと言っていましたが、
今の時代は、「元気に、神さまに守られ、イエスさまと共に歩んで欲しい」と皆で願うのです。
「目からうろこのサウロさん」
彼は、議員でありローマの市民権を持つ貴族階層の出身。
学業優秀・律法に秀で、音楽や美術・運動にも造詣が深い若者でした。
(獣と戦ったり)腕っぷしも強かった。
周りの期待に応えた優秀な人です。
神さまのために一生懸命働きました。
イエスさまを信じる人たちを、どんどん捕まえて、いっぱい死刑にしました!
神殿の教えと異なっていたからです。
弟子たちと、一緒にイエスさまを伝える事は出来なかったのです。
神さまの思いから離れる事でした。
御心に適っていなかったのです。
それが、目が見えなくなる事によってサウロに知らされました。
【参照ヨハネ9章】
でも、これは、罰では有りません。
なぜなら、イエスさまは、「神の業がこの人に現れるためである。」と、言われているからです。
神さまの思いに気付き、神さまの御栄光を現すためなのです。
サウロは、断食して、熱心に神さまに祈りを捧げました。
このお祈り。
アナニアを通して不思議に導きが与えられます。
サウロは、アナニアの敵でした。
しかし、「敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。」(マタイ5:44)
御言葉に導かれました。
この言葉に従う事が、「 あなたがたの天の父の子となるためである。」(5:55)
神の家族として歩むため。
イエスさまが、呼びかけられた声です。
アナニアは、一生懸命祈って従いました。
導かれたサウロも、イエスさまの呼びかける声を聞きました。
そして、従う人に変えられました。
呼びかける声を聞く事。
私たちも、その声を聞くためにお祈りします。